琴【象牙竜舌】
琴【象牙竜舌】
高級な箏は竜舌に、象牙や紅木材が用いられます。
金蒔絵などの装飾が施されています。
中でも格式の高い箏には『銘』が金蒔絵で施されています。
画像の箏は『秋韻』です。なんとも日本的で粋ですね。
竜舌に金蒔絵がないからといって悪い箏とは限りません。
何も施されていないものを『粋』とした、とても音質の良い箏も多数存在します。
〜お琴の鑑定法〜
お琴の良し悪しを決める最も重要なものは、もちろん音なのですが、
音を聞かずとも、見た目でも鑑定する方法があります。
最も分かりやすい点は、裏穴から内部の彫り細工を確認する方法です。音の反響を複雑にするため、内部にはノミで細かい細工が施されています。職人の腕の見せ所の一つです。
より細かく、より複雑なものが高価なものです。
一番珍しく美しいものに、麻型彫り(通称ダイヤモンド彫り)があり、次いで子持ち綾杉彫り、綾杉彫りと続きます。
お稽古用のお琴に見られるものが、すだれ彫りです。
〜お琴のくり甲と並甲の違い〜
お琴の造りには、大きく分けて2種類の作り方があります。
一つは、『くり甲』と呼ばれています。裏板と甲の接着面を
互いに斜めに加工し、あたかも甲を刳り貫いているように見せています。実際は角につなぎ目があります。
もう一つは、並甲と呼ばれています。
裏板を簡易的に下から張り合わせた造りです。
主に、お稽古用のお琴に見られます。
お琴を横から見ると、裏板が見えない『くり甲』と
裏板と甲の張り合わせ面が見えてしまっている『並甲』の違いがよく分かると思います。
やはり『くり甲』の方が美しく、職人の美意識の高さが伺えます。
くり甲は、演奏会用のお琴や上級者用。並甲は、初心者用、お稽古用と区分けされているようです。
『くり甲』のお琴は、高価買取が期待できますが、『並甲』は、あまり高額査定は期待できません。
十七絃琴は並甲でも高価買取可能です。
お気軽に、ご相談ください。
芳賀郡二宮町(栃木県)の琴【象牙竜舌】の出張査定・宅配買取対応地域
- 青田
- 阿部岡
- 阿部品
- 以下に掲載がない場合
- 砂ケ原
- 石島
- 大根田
- 大和田
- 沖
- 上江連
- 上大曽
- 上谷貝
- 久下田
- 久下田西
- 桑の川
- 古山
- 境
- さくら
- 鹿
- 下大曽
- 反町
- 高田
- 大道泉
- 長島
- 長沼
- 西大島
- 根小屋
- 程島
- 堀込
- 水戸部
- 三谷
- 物井
- 谷貝新田
- 横田
- 鷲巣
高価買取品目